調理補助の仕事はパート主婦に人気です。
求人の仕事内容にもよりますが、「簡単な家庭料理ができればいいですよ」とよく言われますが、調理補助の仕事って、食材の数を計算することがよくあります。
計算の苦手な人は結構焦るんですよね。向いていないかも・・・と現場に入ってから慌てないように計算力を普段から身につけておくことをおすすめします。
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調理補助の仕事を募集しているところは、
ホテルや旅館、レストラン、弁当屋、病院、介護施設や老人ホーム、会社の社員食堂、幼稚園や保育所、学校給食のある学校、食品工場などです。
主な仕事内容は、
食材の準備と下ごしらえ、調理器具の準備、補助的な簡単調理、盛り付け、配膳、洗い場で食器の洗浄、後片付け、掃除などです。
調理師や栄養士の指示のもと補助的作業をするのが「調理補助」です。
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調理補助の仕事は、野菜や肉を切ったり、場所によりますが魚をさばいたりできるかを聞かれます。包丁を使えるか?というレベルです。
一般的な家庭料理ができればOKでしょう。
調理師免許や栄養士免許を持っている人、過去に経験のある方は優遇されます。
そして求人票には書かれていませんが、パソコンが使える人も職場によっては意外と優遇されます。
調理補助なら関係ないんじゃない?と思いがちですが、発注や在庫管理・食札やPOPの作成・本社とのメールのやりとり・営業日報や売り上げ入力・月末処理など、全部パソコンで行います。
普段は、事務の方や栄養士さんまたは調理師さんが行う仕事ですが、いざという時にパソコンを使える人材はどんな業種でも欲しいのです。
Excel・Word・PowerPoint・メールソフトが使えるなら履歴書に書いておいてください。
大量調理の場合は、重い鍋や食材を運んだりしなければなりません。洗い物も長時間になると腰や体が痛くなります。持病がある人は要注意です。
一日中立ち仕事になるところが多いので、耐えれるかどうかを聞かれるでしょう。
そして飲食に関わる仕事で一番重要なところは検便結果です。菌を持っている人が作った料理をお客様に食べさせると会社自体の存続に危機に陥ります。
採用と決まった時点で会社から働くまでに検便検査をして下さいと指示があるかと思います。
腸内細菌(赤痢菌・チフス菌・パラチフスA菌・腸管出血大腸菌=O157など)のいずれかが陽性(菌が検出される)になった場合は、飲食に関わる仕事をしてはいけないことになっています。
検便を自宅で行い、その日のうちに会社指定の保健所や保健センターまたは専門のセンターへ送ります。
検査結果は会社にいきますので、会社からの連絡を待ち、結果が陰性だったら働くことになります。
人手が足らない時間帯で来てもらわないと意味がないので、あたりまえですね。
「募集内容プラスそれ以外の時間・曜日もでられます。」と言えば好印象です。
職場は女性のパート・アルバイトの方が多いので、女性特有のもめ事も現実的にあります。チームワークで動くので和を乱す人には会社側としては来て欲しくありません。
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現場ではスピーディーな動きを求められます。お皿を洗う時も盛り付けする時も時間との戦いです。提供時間が決まっている職場なら何がなんでもその時間に間に合わせなければなりません。
そして先を見越して動ける能力が必要です。周りをよく見て、手が足らないところをサポートしつつ、少しでも時間があれば掃除をしたり調味料の補充をしたりします。
大量調理を行っているところは、「仕込み表」が1枚の紙に書かれていると思います。会社によっていろいろやり方は違いますが、基本的に「〇人分作るか」から計算を始めます。
「仕込み表」には、
などが書かれていることが多いです。栄養士さんや調理師さんが作成されています。
それを見ながら調理補助の人は食材の準備・下処理・調理の補助・盛り付けを行います。
例えば「巻き寿司」を例に計算してみます。
39人分(1人分は、3切れ/9等分)を、巻くとします。
何本巻きますか?
巻く本数は 1本で3人分とれるので、必要な本数は
39人分÷3=13
13本必要となります
中に入れるきゅうりは、1本を1/4等分にカットします。
何本必要でしょうか?
巻き寿司は13本必要なので、
13本÷4=3余り1
4本必要となります。
次は「ミニフライを冷凍庫から1人3個で15人分揚げてくれる?」
と指示がでるとします。
揚げ物などは調理補助の人の仕事が多いです。
15人分(1人分は3個)となっていますので、
15✕3=45 全部で45個必要です
1箱=12個入り 前回開けた残りが7個あります。
冷凍庫から何箱持ってくればよいでしょうか?
45-7=38 不足分 38個
38÷12=3余り2 4箱持ってくる
冷凍ものは、1箱(袋)に入っている数が違います。
そして前回の残りから使用するのが基本です。
こういった、+-✕÷の計算を即座に暗算することがあります。
数を間違えたら、「足らない!!」と慌てることになりますので
注意してくださいね。
では、もう一つ問題です。
(問題)
ハムサラダ用のハムを 1人分=3/4枚
ハムは1枚を4等分します。
25人分作ります。全部で何枚ハムが必要ですか?
(答え)
まずハムを1/4カットしたものが、何枚いるか?を計算します。
25人分✕3枚ずつ=75枚
カットした物が75枚必要です。
次にハムは1枚を4分の1にカットしましたから、
75枚÷4等分=18枚あまり3
全部で19枚必要となります。
確認してみましょう。
19枚のハム✕4カット=76枚
カットしたハムは76枚で1枚あまることになります。
いかがでしたか?
簡単な小学生レベルの計算ですが、入ったばかりの時は皆がバタバタしている上、「急いでっ!」と言われることもあり、焦って舞い上がり「計算できな~い」ってなる人が結構います。私も経験しました(^_^;)
調理に関わる仕事は主婦にとって一番身近な職業ですよね。
同世代の人も多く働いているので友達も沢山できて楽しいですよ♪
しかし簡単で楽な職業はどこにもありません。お時給を頂いている限り精一杯速く仕事をこなすよう頑張って下さい。
手を速く動かすのはもちろん、頭脳も働かさなければなりません。
「調理補助」求人に応募しようと思っているなら四則計算の勉強を初めてみてはいかがですか?
不安な方は、こちらの記事も参考にしてください
→ 「調理補助の仕事が覚えられない!向いてないかも・・・」と悩んでいる方必見!
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