飲食店で働いている方、外国人客が来られたら日本語が通じなくて困っていませんか?
上層部はインバウンド客の団体予約にOKサインを出しますが、現場のパートやアルバイトの人達からは迷惑な話です。翻訳機も渡さず日本語しか書いていないお店に受け入れろと言われても、トラブルになるのは目に見えますよね。しっかりと受け入れる対応をしてからにして欲しいものです。一番しんどいのは現場で働いている人達なんですから。私も飲食店でアルバイトをしていますが、上層部が何もしてくれないので「通訳カード」のようなものを作成し、インバウンドに対応することにしました。
インバウンド【inbound】
主に日本の観光業界において、「外国人の日本旅行」あるいは「訪日外国人観光客」などの意味でもちいられる言葉です。
飲食業界では、「インバウンド(日本を訪れた外国人観光客)の予約を受け入れた。」「インバウンドの需要が増えた。」などと使います。
反対語は、アウトバウンド【outbound】「日本人が諸外国を旅行すること」という意味で使われます。
JNTO(日本の観光統計データ)によると、中国や台湾などの東アジアや、ベトナムやインドなどの東南アジアからの観光客が増えているそうです。(下記グラフ参照)
JNTO(日本の観光統計データ)より引用2022.12月現在
店舗にもよりますが、インバウンドセンターを通さないと予約ができないようなシステムとなっています。
インバウンドはツアーに組み込まれているので飲食店での滞在時間は限られています。
飲食に時間をかけていたら次の観光場所に間に合わないからです。
大型バスで団体が一斉に店内に入り、一斉に食事をし、台風のように去って行きます。
経営側は売り上げが上がるので大喜びでしょうが、働いている従業員はえらい目に遭います(^_^;)
Googleの翻訳アプリと、Deepleの翻訳アプリを使って、翻訳してみました。
1行目から英語、中国語、韓国語、そしてベトナム人の予約が多かったのでベトナム語も表記することにしました。5行目に日本語を赤字で表記しました。
今回は、Power Pointでカード枠を作成。A4横サイズに4枚のカードが丁度いい大きさだと思います。
こんな感じです。
マスクをしてくれないので「マスク着用お願いします。」
アルコール消毒もしてくれないので「アルコール消毒お願いします。」
トイレの場所がわかりにくいらしいので「トイレはあちらでございます。」
セルフサービス用のお皿を探しているので「あちらの食器をご使用ください。」
次にこちらも作成しました。
まずはソフトクリームの機械を壊されかけたので、操作がわかるよう「手前にレバーを引いてください。」
ワッフルを作る機械ですが、ワッフルの生地をスプーン1杯を入れて蓋をしてタイマー3分で焼けることがわかりづらいので「1さじ入れて閉じる。タイマー3分押してください。」
席の制限時間がきたお客様に声をかける時用に「お席の時間が終了しました。お会計お願いします。」
厨房かどうかわからないお客様に「従業員以外立ち入り禁止」
とりあえず8枚のカードを作成しました。
他にも問題点があれば、どんどん作成したいと思います。
飲食店 がインバウンド 集客をねらって売り上げを増やすためには、インバウンド対応に力を入れて欲しいですね。
外国人客がまた行きたい飲食店になるには、お店の味はもちろんですが、自分の国の言葉が書いてあるとわかりやすいし安心して食事できますよね。とても大事なことだと思います。
外国人がストレスなくお召し頂けるお店はリピート率も上がります。
外国人に優しい「通訳カード」を作成してみてはいかがでしょうか。
トラブル対応時のPOPも作ってみたのでこちらの記事もどうぞ
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